先日、日本測量協会主催の写真測量を受講してきました。
受講参加者は13名と少々淋しい状況ではありました。
それでも少数でのメリットも多々あったのかな・・・と。
講義はT社のimage masterを使用して講義が行われました。
昨年度、弊社もこのimage masterは導入しており復習の意味も含め
参加してきました。
デジカメでの写真測量は撮影位置等条件がツボにはまると
トンでもない高精度なものをたたき出します。
ステレオ写真からモデルを作りこんでいくわけでが、
個人的な見方としては物理的には3Dモデル作成と言うのが
理想ではありますが、現実問題なかなか・・・モデルを作りこむのは
大変な作業でありまして・・・
かくして、写りこんだ写真から主要ポイントの3D計測としての座標算出には
実務的にはアリかなと・・思います。
市販の3Dディスプレイ(偏光方式)で付属の眼鏡をかけて
作業すると『あれま。綺麗に3D化しモデルが浮き上がってみえます』
この状態でポリラインを多数生成していけば、かなりリアルな3Dモデルが出来上がります。
簡易オルソ作成機能もありますので、こちらのが魅力的かも
講習ではカメラのキャリブレーションに結構時間を費やしていた感じ。
もっとも使用するカメラのキャリブレーションがしっかり出来なければ
後の作業に影響しますから当たり前と言えば当たり前かも・・・・
T社のサポートに問い合わせても専属の詳しい方が常駐捨てるわけでは
ないので、わからない事も現時点では正直結構あります。
出来れば中級偏・上級偏の講習もやって頂けるとありがたい・・・
が、参加人数も更に減って協会様としても採算が取れないから
現実味は薄いですね。