河川深浅測量です。
GPSと音響測深機で走らせれば
効率良く短時間で出来ます。
が、現場の状況によりそうはいかない
場所もあります。
•水際付近が樹木に覆われGPSが受信出来ない。
•水深が0.5m以下で浅い。
水深が中途半端なのが1番厄介。
測深機が使えないのは、作業効率が
格段に低下します。
川幅が100mを超えるような一級河川で上記のような現場条件では、正直泣かされます。
とは言え、凹んでばかりいられません。
何とか効率の良い方法を‥‥
深浅測量の場合、5m間隔で観測を行います。
この5mピッチの距離をどうするか‥
100m以上もあるとロープを張るのは
非常に困難です。
ロープを張るのは70mくらいが限界かな‥と思います。
TSでの自動追尾も考えましたが
もっと手軽に‥
作業者の手持ちを極力減らしたい。
測深機が使えないから
レッドやスタッフで水深を測るしかない。
流速があるとスタッフは流されます。
なかなか難しいですね。
さて、距離の観測はディファレンシャルGPSを使い、基準となる水際杭の
座標を取得します。
で、ポイントナビゲーション機能を
利用します。
通常は目標ポイントまで誘導してもらうので、近づくにつれ距離が小さくなっていき、最終的に0mまで誘導してもらいますが、今回のその逆
水際杭からの距離だから
5,10,15mと離れていきます。
で、
5mピッチの距離位置を把握し、水深をスタッフ等で観測します。
ハンディタイプのディファレンシャル
GPSなので、作業者も身軽です。
手簿も5mピッチだから書く手間を
省く為、ボイスメモで記録するのも
効率良い‥かな。
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