ドローンレーザ測量の威力

投稿者: | 2017年12月4日

昨年、導入したUAVレーザは現在おかげさまで
全国で実働し活躍中であります。

ご依頼頂くお客様、ありがとうございます。

UAVドローンを導入して4年が過ぎ、当初からのオペレータとして活躍してきたS君は実働飛行時間は実に100時間を突破しており益々の活躍を期待します。

弊社のUAVは写真測量で一機、レーザ測量で一機、時折空撮や動画一機の計3機体制でサービスをご提供してます。

最近は、やはりレーザ測量の比率のが高いです。

お客様のご好意により、販促用として公開のお許しを頂いた現場です。

本当にありがとうございます。

文字だけではなかなかお客様にお伝えできないので
こうやって視覚的情報が載せれるには、公開を許可頂いた
お客様、様々でございます。ありがとうございます。

計測面積は約25ha

RGB色付き点群

調整用基準点は不要です。
高さ精度は5cm以下、レベル500の地図には十分耐え切れる精度を確保します。

仮想点でのキネマ又は基準点のご提供があればその基準点を固定局(基地局)として使用します。
何もなければ、任意の場所に固定局(基地局)として
GNSS機を設置しますので、後処理で最寄の近傍電子基準点を
使いスタティック解析で1級、2級同等の精度の基準点成果をもたらします。

レーザ測量を行いつつ、スタティック観測も同時に行っていきます。

当初からお客様の要望が多かったRGBの色付き点群にも対応
ご依頼により同時にオルソの生成も可能です。

点群を扱う方なら十分ご承知の、樹木等のフィルタリング作業
これが一番やっかいで一番労力を費やす工程です。

昨今は、色々優秀なソフトも出て来てますが、100%の自動化は
無理です。と言いますか見たことがありません。
最後は人間の目で手動でちまちまと、クリーニングしていきます。
ここらも弊社はだいぶ確立されてきましたので、かなり費やす時間の省力化に成功しております。

標高別に段彩の色をつけてみる(樹木のフィルタリング後グランドデータ)

後は、三角メッシュ、すべての点に三角メッシュを張ってきますので細かっ!

上記三角メッシュから内挿補間し0.5mのDEMを作る
ちょっと点が小さく見えにくい、すみません

ここまでくれば、全体をチェックし、等高線を発生させます。

出来上がり。

平面で見るとこんな感じ、南北が逆ですが・・・・

面積的には1日で観測は可能ですが、地形が入り組んでる今回のような現場では離発着の場所を変えるので
2日間の観測を要しました。

それでも2日で観測完了なので、地上測量を実施すると考えればメリットは十分あるかと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です