写真測量から色々模索中。構造物の変状調査を兼ねて想定。斜め撮りこの角度から写真を撮り、正面へのオルソ画像変換を行い
どれくらいの歪みが発生するのか…検証。
どれくらいの歪みが発生するのか…検証。
延長7mくらいのボックスカルバート、狙いは側面の正面オルソ画像。
写真解析では2枚の写真から共通点を標定しステレオ化させモデルを形成させていきます。
今回はまっ平らな側面なので、モデル化しTINを生成させると現場はまっ平らなのに
でこぼこのモデルができあがりそこに無理やりテクスチャー貼り付けで画像を貼るため
面は汚い画像は歪むで見るも無残なモデルが出来上がります。
TINの形成を面形成で計算をさせると
平らな面にTINを張ってきますが、入り口付近から出口に向かってTINの密度が荒くなり
流れていくのがわかります。
だから、精度を向上させるためには正面から撮るように…なんですね。
こうやって解析をしてみると良くわかります。
モデルに固執せず、単写真でオルソ画像が出来ないものかと…
どれくらいの歪が発生するか検証用にTSで実測をかけておきました。
で、この角度からの単写真オルソ画像を作成。
ちょっと見難いですが、青色のプロットがTSでの実測。
遠く鋭角な撮影になってしまった出口付近は40mmくらいの誤差がありました。
ついでにクラックの形状をCADでトレース。
さすがに写真ではクラック幅は認識できないので
正面オルソ画像を出力し現場でクラック幅のみ調査すればよいです。
クラック形状をでスケッチしながらより、作業はやりやすいのかな…と。
それなりにメリットはあるかと思います。