備忘録して
後処理で異機種間でGLONASSを含めた解析の場合
このIFB推定が必要になります。だ・・・そうな。
通常解析でGLONASSを入れているとIFBの問題で異機種
受信機間ではアンビギュイティが解けません。
現行はGPSのみの解析なので、GPSのみでも衛星配置や個数がクリヤー
できていれば問題なくアンビギュイティは解けるので問題はないのですが・・・
現場によって、時間帯によっては、地形によっては
様々な障害、弊害等も考慮に入れてGRONASSを含んだ解析も必須かと思いますので
トライです。
※IFB (Inter Frequency Bias) 受信機回路を周波数のずれた信号が通ることで発生するバイアス、 GLONASSは信号の周波数で衛星を識別するため、IFBが発生し、その 大きさは受信機種によって異なる →異機種受信機間におけるGLONASSを含めた解析では補正が必要(国土地理院抜粋)
まず、BASE側とROVER側の使用する受信機の組み合わせによるIFB補正値の取得が必要になってきます。
一つのアンテナから分配器を使って双方の受信機で観測データを取得します。
国土地理院のサンプル.ZIPをみると30秒15時間くらいのデータだったのですが、
確認の為、観測時間について国土地理院に問い合わせたところ、何時間以上という提唱は無いです、との解答。
ならば、24時間キネマティック観測方式で観測データを収集。
こんな感じで24時間観測を実施。
んー、とりあえず観測データはこれで良いのかなと思うのですが。。。
早々解析作業に進むも
あれ?
『GLONASS周波数間搬送波位相バイアス推定が異常終了しました』んー、RENEXに変換した際
何かデータが欠落していると思われる・・・・
国土地理院に問い合わせ中
ひとまずはここまでの報告で、つづく