写真測量を行う上で知ってて損はないです。
いや、知っておかなければいけないかも。
デジカメで撮ってプレビューで(機種によっては写真を撮ろうとする時にも液晶画面に出てます)
出てくるグラフみたいな得体の知れないもの。
それがヒストグラムです。
知らない時は、『何じゃこれ?』程度でスルーでしたが
これを理解するとすごく便利。
備忘録として綴っておきます。
横軸で一番左側が『真っ黒』一番右側が『真っ白』
つまり一番左側は『黒つぶれ』でRGB数値で言うと0.0.0
一番右側は『白飛び』でRGB数値で言うと255.255.255となります。
縦軸はピクセル数を表してます。
どれくらいの明るさの点がどれくらいあるかを示したグラフの事です。
ちょうど、人口分布図みたいな感じです。
年齢層と人口数みたいな
撮った写真をすぐプレビューで見ても暗いのか明るいのか判断がつきにくい場合は
このヒストグラムを見れば概ね撮った写真の露出具合がわかります。
いくらRAWデータで撮ったからと言っても現像する場合、真っ黒や真っ白は修正が効きません。
だから、現場ではせめてヒストグラムの一番右側、一番左側に棒グラフが現れて無いことを
最低限確認します。
お山が全体的に左側に寄ってて入れば『暗い』
逆に右側に寄って入れば『明るい』となります。
お山が全体的に右や左によってたり中央に寄ってないよう注意を払います。
写真測量の場合、シャープでピンぼけのない写真を撮ることが必須です。
だから間違っても絞りを開放なんかにしたら駄目っすよ。
一枚の写真すべてにピントが合ってるのが理想です。
『言うは易し行うは難し』です。