港湾深浅測量
今回は港湾の深浅測量です。通常、港湾や外海での深浅測量は
漁船や通船を利用し作業を進めますが、今回は防波堤内だった為、元請け様とも相談し
自社のアペオ丸を出動させました。二人乗りのこじんまりとした測量船です。ちょうど測深機のバーを取付けてる状況
漁船や通船を利用し作業を進めますが、今回は防波堤内だった為、元請け様とも相談し
自社のアペオ丸を出動させました。二人乗りのこじんまりとした測量船です。ちょうど測深機のバーを取付けてる状況
船外機は電動式、免許も必要としません。
ものすごく安定感ありません!(ーー;)
河川、ダム湖、ため池専用です。
なので海に出るのはアペオ丸『初!』
今回の計画基線は、結構細かいピッチで、カットも細かい数値設定。
地盤も床堀等施してる現場なので
地形もそれなりに凹凸なので
ディファレンシャルGPSは辞めて
RTK-GNSSでGO!
グロナスも混合で受信です。
衛星数も最大10個にロッキング
操縦してるのが私。
RTKなので、潮位板は設置しませんでした。
アンテナから水面までの高さをオフセット入力してるので、リアルタイムに
潮位がわかります。
これもRTKならではのメリットです。
と、言いつつも名古屋港のHPで
潮位確認しますけど‥‥
実際に走った航跡です。
GPSデータ
1秒データです。
Y座標が計画基線に対して
船がどれだけズレているか、です。
ステータス4はRTK測位を意味します。
X座標をみると、だいたい1m間隔で
データがとれてるのがわかります。
Z値は標高ですが、基準標高を設定
してないので‥‥40mなんて
ありえませんよね
でも、数値のバラツキが船の揺れ
と、推測出来ます。
こちらが、測深データ
1秒間に5回データを取得してます。
測深が水深で単位はCm
以上がデジタルデータ。
こちらがアナログの記録紙です。
長い縦線が任意で設定したカット位置。船がそのラインを通過すると
自動的にカットが入ります。
目盛は最小20cm刻み
1番深いところで水深9mくらいと
読み取れます。
このようにカット線のところの
水深を読みとって作業を進めます。
iPhoneからの投稿
まっすぐ走るのは難しいですよね!すごいと思います!