ドローン安全講習会
愛知県警刈谷警察署から昨今のドローンの社会問題に伴う安全に関する講習の依頼について、7月15日行ってきました。
署内の会議場が満杯になるほどの盛況、40人を超える署員の方々に、、ドローンの安全講習です。
少し緊張する中、警備課長が司会をして頂き、研修開始
安全に関するセミナーをパワーポイント約20枚ほどのテロップにより30分ほど
ドローンとは何か?から始め、事故・事件例を踏まえ、ドローンの構造から飛ぶ仕組み、現在の法規制
・・・これに関してはホットな情報として、前日閣議決定された航空法の改正情報もお伝えすることができました
警察として注意すべき指針の一旦も講演に含め、参加された署員の方々は皆、熱心に公聴して頂き、なにかしらお伝えすることができたのではと思います。
続いて、武道館をお借りし、小型のドローンにて演習を20分ほど
ドローンを触ったことがないという署員の方を中心に、実際にドローンを飛ばしていただきました。
室内であり、使用したドローンは「おもちゃ」の部類で、最も簡単に操作できるものでしたが
思うほどドローンが上がらない・・・実は目的は上空に上げることができても、初心者では思う以上にコントロールが難しいことを実体験していただくことだったのですが
上がらない上に地面をはうようにドローンの制御ができない状況は
ある意味では、目的の一旦は達成できたと思います。
とあるネットなどの宣伝とは異なり、実際は自由に飛ばすことが難しいことが実感していただけたと思います。
研修会の一旦としては息抜きの時間だったかもしれませんが、極力参加の皆様に 触れて頂くことをテーマにもしていましたので、良い時間であったと自負しています。
この演習を踏まえ、警察署内の駐車場をお借りし、弊社のドローンの実演を20分ほど
駐車場を閉鎖して開放して頂き、真にありがたい限りでした。
先ほどの演習と比べ、10倍以上は大きく重い機体を、駐車場という場所が狭い中で上空に上げることは危険なため5mほどのホバリング飛行でしたが、安定して飛ばしている技術を見定めていただくことができたと思います。
実際の測量作業で飛ばしている状況の再現として、オペレーターに対しサポーターがPCの画面を見ながらキャッチボールし、電圧や高度などを口頭で伝え意思疎通を図りながら飛行をし、おもちゃを飛行させているのではない緊張感をお伝えしたかったのですが、少なくとも真剣にドローン操作をしていることは見ていただけたのではと思います。
刈谷警察からの公報を踏まえ、民法TV局、ケーブルTV局や新聞社の方もご参加いただきました。
ビデオ撮影2台、私どもへの取材も5社と、こちらもドローンに対する関心の深さを感じました。
約90分の研修会を終えて、当初から熱心に本研修について供用頂いた刈谷警察署長、警備課長から
『やはり、警察としても新しい分野の取り締まりや指導について、本研修は ドローンとは何か?からのレクチャーは有意義であった』
と、評価のお言葉を頂きました。
近々刈谷警察署管内で大きなお祭りがあり、ドローンに対する警察としての対処の不安材料がある模様で
この点においても 『なにかしらの提示が貰えたこと』 と 嬉しいお言葉も頂きました。
アペオ技研としても社会貢献の一旦となり 大変ありがたく有意義な一日となりました。
今後も弊社は、警察協力はもとより、このような社会貢献を踏まえ、UAVの正しいあり方について、提供できれば幸いと考えております。